明日を信じられたのはあなたのおかげです

あれから女の子はずっと夢の中。
学生証なども見つかってないため個人情報は一切無し。
体に異常がないか確認するため血液検査をした。その時服をめくって腕を見ると痛々しい傷が、。治さないと痛いだろうな、。でもこの会話を持っていくとまた思い出しちゃうよな、

血液検査の結果が来て見てみると、白血球が多すぎる。
白血病の可能性が高いな…
あんなに傷を付けて頑張っているのに可哀想…、
俺も頑張んなくちゃ…

律「どーした?そんな暗い顔して」

いつも俺が落ち込んでいる時話しかけてくれるのは同期でもあり親友でもある天乃律。
悩みを聞いくれたり、いつもお世話になっている。
律は精神科をしているから悩んでいる時とかのアドバイスや声かけがすごく上手い。だからいつも頑張れている。

葵「いや、この子の白血球が多すぎて、」

律「本当だ。患者さんでそこまで悩むのあお珍しいな。」

確かに。普通だったらどうやって治そうとかしか考えないけど女の子の事を考えていると無意識に可哀想とか普通の患者さんには思わないことを思ってしまう。

葵「うーん、また悩み聞いてくれ。そろそろ回診行ってくる。」

律「行ってらっしゃい。頑張れ。」

葵「おう!」

女の子の部屋に来た。

コンコン

そこには目が覚めた女の子が…!!
起きたんだ…良かった、

そこから女の子を怖がらせないように優しめの口調で楽しい話をしていた。

自己紹介で名前も知れた。
誕生日はギリギリ分かっていそうだったけど、住所や電話番号までは知っていなかった。