明日を信じられたのはあなたのおかげです

葵「あのさ瑠乃ちゃん怖いことあった、?俺初めて近づいた時怖がられたし、診察する時アザとか傷見ちゃったんだ」

バレてるの、?
この人に言って大丈夫なの、?
また広められて辛い思いしない、?

葵「言いたくなったら言わなくてもいいんだよ、俺瑠乃ちゃんが心配なんだ」

心配してくれている、?
この人なら言って大丈夫なような気がする

瑠「…こわ、かった、」

葵「そっかそっか怖かったね、大丈夫。大丈夫。」

なんで、怒るんじゃないの、?
私がこんな弱いから、
でも許してくれた

頬に冷たいものが次と次と流れてくる
泣いていても葵先生はずっと背中を撫でてくれていた。

葵「泣いてもいいんだよ。怖かったよね。よく頑張ったね。」

その言葉1つ1つが私にはズサズサと刺さっていった。

瑠「グスッ、こわ、かった、。」

葵「うんうん。怖かったよね。もう大丈夫だよ。俺いるからね」