明日を信じられたのはあなたのおかげです

葵「瑠乃、おいで?」

スンと俺の胸に預けてきた。
白衣がびっしょり濡れるまで泣いて、泣きまくっていた。

葵「よしよし、一緒に頑張ろうな」

…コクッ

瑠「る、の、がんば、る、」

葵「うん。頑張ろうな。」

俺は瑠乃の頭を撫でた。

よっぽど怖かったのだろう。緊張していたのだろう。
すぐに眠りについた。

夜あまり寝られなかったのか、今はぐっすり眠っている。

俺も頑張るか、瑠乃も一緒に頑張ろうな。

こういって瑠乃のおでこにキスを落とした。