幸せだった時間は一瞬にして地獄に落ちた。

葵「あのさ、前言った白血病って覚えてる?」

…コクッ

葵「ごめんね、こんな幸せな時に…でも早く治療しないと瑠乃の事をまもれないきがして、」

瑠「…ううん大丈夫。私のこと考えてくれてありがとう」

葵「そら、彼氏なんだから瑠乃の事は考えるよ。」

スラッとこんなこと言われて顔が赤くなった気分。

葵「顔赤い笑 でもね絶対に白血病とは言えなくて白血病かどうか調べるには『骨髄検査』ていうものが必要なの」

瑠「…痛い、?」

葵「…うん、大体の患者さんは痛がるかな、麻酔はするのでもね本番の針で痛がる人が多いんだ。」

瑠「そっか、」

葵「出来れば明日検査したいと思ってる。いい?」

コクッ

葵「一緒に頑張ろうね」

瑠「…頑張る」

葵「そろそろ寝よっか」

瑠「うん、」

消灯の時間が近づいて電気が消えた。
30分ぐらい目をつぶっているけど中々寝られない。

その時ドアが開いて葵が入ってきた。