明日を信じられたのはあなたのおかげです

楽しく過ごそうと思った。
でもやっぱり瑠乃ちゃんの傷が気になった。

心配だった。

葵「あのさ瑠乃ちゃん怖いことあった、?俺初めて近づいた時怖がられたし、診察する時アザとか傷見ちゃったんだ」

聞いてみるとやっぱり虐待みたいだった。
思っているより酷いもので、心のケアも必要だなと思った。

俺が信頼して貰える関係になるように、瑠乃ちゃんをこれ以上怖らがせないように、優しく頭や背中を撫でてあげた。

そうしているうちに瑠乃ちゃんは眠りについていた。

白血病と言った時も困ってた、
一緒に頑張らないと…

にしも綺麗な体だな…
ここまで我慢してきて偉いな
さっきプリンが好きって言ってる時の笑顔可愛かった…、

────これは恋なんだ

それから俺は
瑠乃ちゃんの部屋を静かに出て白血病の事を伝える心の準備をしていた。