俺は直ちに仲間達を集めて、緊急会議を開いた。
「どうしたんですか?ルアリスさん…。いきなり集まってくれ、なんて…」
「まさか、何か良くないことが…」
セトナ様も、ラシュナも、不安げに俺の顔を伺った。
いきなり召集をかけたのだから、皆が不安に思うのは当然だ。
だが、どうしても皆の知恵が必要だったのだ。
特に、ヴァルタの意見が。
「…実は先程、ルレイア殿から電話が掛かってきた」
「えっ…ルレイアさんから…?」
皆、ルレイア殿のことは忘れていないと思う。
いや、忘れようと思っても忘れさせてはくれまい。
それが、あの人の恐ろしいところだ。
「ルレイアは何て言ってきたの?」
ヴィニアスは興味なさげにあくびをして、俺にそう聞いた。
ヴィニアスが羨ましい。ルレイア殿の名前を聞いてもびびらないなんて。
それはともかく。
「…来週、誕生日なんだそうだ」
「…」
「…そう。それはおめでと」
…うん。おめでとで済めば良かったんだけど。
残念ながら、おめでとでは済まないのだ。
「しかも、二回強調して誕生日だってことを伝えてきた。これは…恐らく…」
「誕生日プレゼント何か寄越せってことだろうね」
その通りだ、ヴァルタ。
俺もそう思う。ってかそうでもなきゃわざわざ電話なんてしてこないだろう。
「自分からプレゼントの催促とは…。図々しい男じゃのう」
「ルレイアらしいじゃないか。それに、あの男のお陰で憲兵局と、その残党まで倒せたんだから」
「誕生日プレゼントくらいは…送らせてもらわないと、バチが当たるわね」
祖国を救ってくれたのだから、山積みの金塊を送っても良いほどだ。
そう思えば、誕生日プレゼントの催促くらい、何でもない。
それに、こちらに選ばせてくれるだけ良心的だ。
祖国の領土半分寄越せ、なんて言われたら大変だからな。
「とはいえ…。下手なプレゼントを渡して、あの人の機嫌を損ねたくはない。何を渡せば良いものか…」
ルレイア殿を知らない人が見れば、こいつらは一体、何だってそんな下らないことで頭を悩ませているんだ?と。
首を傾げることだろう。
あの死神を、知らないでいられるということはそれだけで幸せだ。
「やっぱり…あの人の好きそうなゴスロリ服とか…」
「あぁ、やめとけやめとけ。それこそ下手なものを送って機嫌を損ねるぞ」
…確かに。
こだわりあるだろうからな…。俺ごときのセンスでは、ルレイア殿のお眼鏡に適う服を選べるとは思えない。
なら、ルレイア殿の好きな分野で責めるのは危険か。
メイク道具とか…。アクセサリーとかも。
「…ここは無難にしておくべきじゃないかしら…」
「無難?」
「お菓子とか…。お酒とか…」
「…そうだな」
食べ物系は、当たり障りないな。
ルレイア殿に好き嫌いがなければ、の話だが。
「面白味のない贈り物じゃのう…」
ミルミルはつまらなそうにそう言うけど。
別に笑わせる為に送るんじゃないから。
下手にウケを狙って盛大に滑ったんじゃ、それこそ笑えないからな。
「どうしたんですか?ルアリスさん…。いきなり集まってくれ、なんて…」
「まさか、何か良くないことが…」
セトナ様も、ラシュナも、不安げに俺の顔を伺った。
いきなり召集をかけたのだから、皆が不安に思うのは当然だ。
だが、どうしても皆の知恵が必要だったのだ。
特に、ヴァルタの意見が。
「…実は先程、ルレイア殿から電話が掛かってきた」
「えっ…ルレイアさんから…?」
皆、ルレイア殿のことは忘れていないと思う。
いや、忘れようと思っても忘れさせてはくれまい。
それが、あの人の恐ろしいところだ。
「ルレイアは何て言ってきたの?」
ヴィニアスは興味なさげにあくびをして、俺にそう聞いた。
ヴィニアスが羨ましい。ルレイア殿の名前を聞いてもびびらないなんて。
それはともかく。
「…来週、誕生日なんだそうだ」
「…」
「…そう。それはおめでと」
…うん。おめでとで済めば良かったんだけど。
残念ながら、おめでとでは済まないのだ。
「しかも、二回強調して誕生日だってことを伝えてきた。これは…恐らく…」
「誕生日プレゼント何か寄越せってことだろうね」
その通りだ、ヴァルタ。
俺もそう思う。ってかそうでもなきゃわざわざ電話なんてしてこないだろう。
「自分からプレゼントの催促とは…。図々しい男じゃのう」
「ルレイアらしいじゃないか。それに、あの男のお陰で憲兵局と、その残党まで倒せたんだから」
「誕生日プレゼントくらいは…送らせてもらわないと、バチが当たるわね」
祖国を救ってくれたのだから、山積みの金塊を送っても良いほどだ。
そう思えば、誕生日プレゼントの催促くらい、何でもない。
それに、こちらに選ばせてくれるだけ良心的だ。
祖国の領土半分寄越せ、なんて言われたら大変だからな。
「とはいえ…。下手なプレゼントを渡して、あの人の機嫌を損ねたくはない。何を渡せば良いものか…」
ルレイア殿を知らない人が見れば、こいつらは一体、何だってそんな下らないことで頭を悩ませているんだ?と。
首を傾げることだろう。
あの死神を、知らないでいられるということはそれだけで幸せだ。
「やっぱり…あの人の好きそうなゴスロリ服とか…」
「あぁ、やめとけやめとけ。それこそ下手なものを送って機嫌を損ねるぞ」
…確かに。
こだわりあるだろうからな…。俺ごときのセンスでは、ルレイア殿のお眼鏡に適う服を選べるとは思えない。
なら、ルレイア殿の好きな分野で責めるのは危険か。
メイク道具とか…。アクセサリーとかも。
「…ここは無難にしておくべきじゃないかしら…」
「無難?」
「お菓子とか…。お酒とか…」
「…そうだな」
食べ物系は、当たり障りないな。
ルレイア殿に好き嫌いがなければ、の話だが。
「面白味のない贈り物じゃのう…」
ミルミルはつまらなそうにそう言うけど。
別に笑わせる為に送るんじゃないから。
下手にウケを狙って盛大に滑ったんじゃ、それこそ笑えないからな。


