さて、お酒も良いけど。
「さて、それじゃそろそろルルシー弁当食べましょうか」
「ルリシヤ弁当もあるぞ」
そうでした。
とにかくお弁当食べましょう。
「わーい。ルル弁~♪ルリ弁~♪」
アリューシャもポテチを放り出して、大喜び。
ポテチは大事にしよう。
「私ルリシヤのご飯食べるの初めてだわ。楽しみね」
と、アシュトーリアさん。
そういえばそうだっけ。ルルシーご飯は何回か食べたことあるはずだけど、ルリシヤのご飯は初めてか。
「なかなか緊張するな。口に合えば良いけど…」
大丈夫大丈夫。ルリシヤのご飯は美味しい。ルルシーほどではないけども。
「おぉ、壮観!」
俺達の前には、ルルシー弁当、通称ルル弁。
そしてルリシヤ弁当、通称ルリ弁。
更にシュノさんのフライドポテト。通称シューポテ。
選り取りみどり。ほぼビュッフェ。
これは壮観だ。何から食べようかなって思うくらい。
「わーい。美味そう」
「野菜も食べなきゃ駄目だよ、アリューシャ」
「じゃ、食べましょうか~」
紙皿と割り箸を皆に配って、いざ実食。
アシュトーリアさんはまず真っ先に、ルリシヤの玉子焼きに手を伸ばした。
「あら~、美味しい」
「そうですか。口に合ったようで良かったです」
ね、ほら。ルリシヤのご飯は美味しいから大丈夫。
「ルルシーは玉子焼き作らなかったんですね」
ルルシーのお弁当には、玉子焼きが入ってない。
と言うか、このおかずのラインナップ。
「あぁ。事前にルリシヤに相談して作ったんだよ。おかずが被るとつまらないだろ」
「成程」
さすがルルシー。抜かりない。
まぁ、下手におかずが被ると、こっちの方が美味しい、いやいやこっちの方が、みたいな論争が始まりかねないからな。
俺はルルシーの方が好きなので、ルルシー派だけど。
「ルレイア、私のフライドポテトも食べてね」
「勿論ですよシュノさん。本当に上手くなりましたね」
「えへへ…」
最初に手料理食べさせられたとき、記憶が飛んでしまったのが夢のようだ。
実際あのときのことは、俺にとっては夢みたいなものなんだけど。だって覚えてないし。
今は上手になったから良いんだよ。結果オーライ。
「うめぇ。うめぇけどお腹一杯であんまり食べられない」
「ポテトチップスばっかり食べるからだよ、アリューシャ」
サイダーもぐびぐび飲んでたしね。
「うぉぉ、食べたいのに食べられない!もどかしいぜ。ポテチが恨めしい!」
ポテチに罪はない。
食べたいのに食べられないのはもどかしいだろうなぁ。
そのぶん俺が食べよう。代わりに。
あールルシーご飯美味しい。
「…」
「…?」
ふと横を見ると、ルルシーがお弁当を眺めながら無言で固まっていた。
…どうかしたのだろうか。
「ルルシー、どうしたんですか?」
「…いや…。作ってきておいてなんだが…」
「?」
「『青薔薇連合会』のトップが、花見に来て手作り弁当食べてるなんて…よく考えたら、相当変だよな…」
「…」
ルルシー。あなたはこれだけ作って、今ようやくそれに気づいたんですか。
いっそ気づかなければ良かったものを。
「…良いんですよ、ルルシー。我々はこれくらいが良いんです」
「良いのか…?」
「えぇ、良いんです。…気にしたら負けですよ、ルルシー」
「…そうか」
こういうのはな、楽しんだ者勝ちなんだよ。
余計なことは考えないで、存分に楽しもうではないか。
「さて、それじゃそろそろルルシー弁当食べましょうか」
「ルリシヤ弁当もあるぞ」
そうでした。
とにかくお弁当食べましょう。
「わーい。ルル弁~♪ルリ弁~♪」
アリューシャもポテチを放り出して、大喜び。
ポテチは大事にしよう。
「私ルリシヤのご飯食べるの初めてだわ。楽しみね」
と、アシュトーリアさん。
そういえばそうだっけ。ルルシーご飯は何回か食べたことあるはずだけど、ルリシヤのご飯は初めてか。
「なかなか緊張するな。口に合えば良いけど…」
大丈夫大丈夫。ルリシヤのご飯は美味しい。ルルシーほどではないけども。
「おぉ、壮観!」
俺達の前には、ルルシー弁当、通称ルル弁。
そしてルリシヤ弁当、通称ルリ弁。
更にシュノさんのフライドポテト。通称シューポテ。
選り取りみどり。ほぼビュッフェ。
これは壮観だ。何から食べようかなって思うくらい。
「わーい。美味そう」
「野菜も食べなきゃ駄目だよ、アリューシャ」
「じゃ、食べましょうか~」
紙皿と割り箸を皆に配って、いざ実食。
アシュトーリアさんはまず真っ先に、ルリシヤの玉子焼きに手を伸ばした。
「あら~、美味しい」
「そうですか。口に合ったようで良かったです」
ね、ほら。ルリシヤのご飯は美味しいから大丈夫。
「ルルシーは玉子焼き作らなかったんですね」
ルルシーのお弁当には、玉子焼きが入ってない。
と言うか、このおかずのラインナップ。
「あぁ。事前にルリシヤに相談して作ったんだよ。おかずが被るとつまらないだろ」
「成程」
さすがルルシー。抜かりない。
まぁ、下手におかずが被ると、こっちの方が美味しい、いやいやこっちの方が、みたいな論争が始まりかねないからな。
俺はルルシーの方が好きなので、ルルシー派だけど。
「ルレイア、私のフライドポテトも食べてね」
「勿論ですよシュノさん。本当に上手くなりましたね」
「えへへ…」
最初に手料理食べさせられたとき、記憶が飛んでしまったのが夢のようだ。
実際あのときのことは、俺にとっては夢みたいなものなんだけど。だって覚えてないし。
今は上手になったから良いんだよ。結果オーライ。
「うめぇ。うめぇけどお腹一杯であんまり食べられない」
「ポテトチップスばっかり食べるからだよ、アリューシャ」
サイダーもぐびぐび飲んでたしね。
「うぉぉ、食べたいのに食べられない!もどかしいぜ。ポテチが恨めしい!」
ポテチに罪はない。
食べたいのに食べられないのはもどかしいだろうなぁ。
そのぶん俺が食べよう。代わりに。
あールルシーご飯美味しい。
「…」
「…?」
ふと横を見ると、ルルシーがお弁当を眺めながら無言で固まっていた。
…どうかしたのだろうか。
「ルルシー、どうしたんですか?」
「…いや…。作ってきておいてなんだが…」
「?」
「『青薔薇連合会』のトップが、花見に来て手作り弁当食べてるなんて…よく考えたら、相当変だよな…」
「…」
ルルシー。あなたはこれだけ作って、今ようやくそれに気づいたんですか。
いっそ気づかなければ良かったものを。
「…良いんですよ、ルルシー。我々はこれくらいが良いんです」
「良いのか…?」
「えぇ、良いんです。…気にしたら負けですよ、ルルシー」
「…そうか」
こういうのはな、楽しんだ者勝ちなんだよ。
余計なことは考えないで、存分に楽しもうではないか。


