おぉ、ますます風流。
やっぱりお花見と言えば、桜餅だよな。あんまり食べたことはないけど。
「良いですね。ありがとうございます」
「さぁさぁ、食べて食べて」
ところで皆、桜餅の葉っぱって食べる派?
俺は食べる派。
アシュトーリアさんが持ってきてくれた桜餅は、帝室御用達和菓子店のものだけあって、凄く美味しかった。
昔、俺がまだスイーツ好きだった頃も…和菓子はそんなに食べなかったな。
俺が好きなのはもっぱら洋菓子だった。
でも和菓子もなかなか捨てたものじゃない。
特に、日本酒との相性がとても良い。
「うん。なかなか美味しい」
「お花見にぴったりね」
皆思い思い桜餅を堪能していたが、しかし。
我々には一人、風情クラッシャーがいる。
「…正直あんま和菓子美味くねぇな。アリューシャはポテチの方がうめぇわ」
そう言って、アリューシャはコンソメ味のポテトチップスの袋をばりっ、と開けた。
高級和菓子店の桜餅が、コンビニのポテチに負けた瞬間である。
そもそもアリューシャは、高級な日本酒より四ッ谷サイダー派だし、今更か。
「…アイズ。ちょっとそのアリューシャ…。そこの池に投げ捨ててこい」
こめかみに血管浮き上がらせたルルシーが、アリューシャをしっしっ、と手で払いながら言った。
ルルシーったら過激派。
「まぁまぁ、良いじゃないルルシー。いつものアリューシャだよ」
「そいつがいると、折角の花見が台無しだ」
あらら。激おこルルシー丸になってる。
ここは、俺の出番だな。
「良いじゃないですかルルシー。そんなに怒らないでくださいよ。ほら、俺があつ~いキスをしてあげるので、機嫌を直して…」
「お前も一緒に池に捨てよう」
「DV!DVですよルルシー!」
家庭内暴力だ。そうだそうに違いない。
俺は何も悪くないというのに。
しかし、そんな窮地を救ってくれたのはアシュトーリアさんだった。
「ルルシー、そんなに怒らないで。皆でお花見楽しみましょうよ。ね?」
「…はい」
アシュトーリアさんに宥められると、強くは出られないらしいルルシー。
お陰で、円満にその場が収まった。
やっぱりお花見と言えば、桜餅だよな。あんまり食べたことはないけど。
「良いですね。ありがとうございます」
「さぁさぁ、食べて食べて」
ところで皆、桜餅の葉っぱって食べる派?
俺は食べる派。
アシュトーリアさんが持ってきてくれた桜餅は、帝室御用達和菓子店のものだけあって、凄く美味しかった。
昔、俺がまだスイーツ好きだった頃も…和菓子はそんなに食べなかったな。
俺が好きなのはもっぱら洋菓子だった。
でも和菓子もなかなか捨てたものじゃない。
特に、日本酒との相性がとても良い。
「うん。なかなか美味しい」
「お花見にぴったりね」
皆思い思い桜餅を堪能していたが、しかし。
我々には一人、風情クラッシャーがいる。
「…正直あんま和菓子美味くねぇな。アリューシャはポテチの方がうめぇわ」
そう言って、アリューシャはコンソメ味のポテトチップスの袋をばりっ、と開けた。
高級和菓子店の桜餅が、コンビニのポテチに負けた瞬間である。
そもそもアリューシャは、高級な日本酒より四ッ谷サイダー派だし、今更か。
「…アイズ。ちょっとそのアリューシャ…。そこの池に投げ捨ててこい」
こめかみに血管浮き上がらせたルルシーが、アリューシャをしっしっ、と手で払いながら言った。
ルルシーったら過激派。
「まぁまぁ、良いじゃないルルシー。いつものアリューシャだよ」
「そいつがいると、折角の花見が台無しだ」
あらら。激おこルルシー丸になってる。
ここは、俺の出番だな。
「良いじゃないですかルルシー。そんなに怒らないでくださいよ。ほら、俺があつ~いキスをしてあげるので、機嫌を直して…」
「お前も一緒に池に捨てよう」
「DV!DVですよルルシー!」
家庭内暴力だ。そうだそうに違いない。
俺は何も悪くないというのに。
しかし、そんな窮地を救ってくれたのはアシュトーリアさんだった。
「ルルシー、そんなに怒らないで。皆でお花見楽しみましょうよ。ね?」
「…はい」
アシュトーリアさんに宥められると、強くは出られないらしいルルシー。
お陰で、円満にその場が収まった。


