『愛国清上会』との抗争も無事終わり、報告書を書き上げ、俺はようやく帰宅することが出来た。
とはいえ、時刻は既に夜中。
俺の可愛い妻であるフューニャは、とっくに就寝中だろう。
フューニャにお出迎えしてもらえないのは切ないが、夜中に帰る俺が悪い。
寝ているフューニャを起こすのは忍びないから、帰ったら、軽くシャワーだけ浴びて、今夜はソファで寝よう。
出来るだけ音を立てないように、俺はそーっと自宅の玄関を開けた。
暗闇の中、靴を脱いでいると。
不意に、ぱちっ、と灯りがついた。
「…えっ!?」
「…忍者ですか、あなたは」
びっくりして、心臓飛び出るかと思った。
可愛いパジャマに身を包んだフューニャが、そこに立っていた。
「お帰りなさい。ルヴィアさん」
「た、ただいま…。起きてたのか、フューニャ…」
もうとっくに寝てしまったものだと。
あっ、それとも俺、起こしちゃったか?
玄関でこそこそ音がするから、ゴキブリでも出たかと思って起きちゃったのか。
しかし。
「あなたの匂いがしたので起きました」
「…?」
に、匂い?
まさかの…耳ではなく、鼻で俺の帰宅を感じ取ったらしい。
「俺…そんなに臭いのか…?」
寝ていても起きるほどの激臭?
そうだとしたら、俺は今すぐ風呂に入る。二時間は出てこない。
しかしフューニャは、俺の予想の斜め上を行っていた。
「あなたの匂いなら、数キロ先でも分かります」
「…!?」
「あなたが私に断りなく、よその女性や男性といちゃいちゃしててもすぐ分かります」
フューニャは、ふんふん、と鼻をひくつかせて俺の匂いをチェックしていた。
…すげぇ。俺、一生浮気出来ねぇ。
浮気なんて一生やるつもりないから、何の心配もしてないが。
とはいえ、時刻は既に夜中。
俺の可愛い妻であるフューニャは、とっくに就寝中だろう。
フューニャにお出迎えしてもらえないのは切ないが、夜中に帰る俺が悪い。
寝ているフューニャを起こすのは忍びないから、帰ったら、軽くシャワーだけ浴びて、今夜はソファで寝よう。
出来るだけ音を立てないように、俺はそーっと自宅の玄関を開けた。
暗闇の中、靴を脱いでいると。
不意に、ぱちっ、と灯りがついた。
「…えっ!?」
「…忍者ですか、あなたは」
びっくりして、心臓飛び出るかと思った。
可愛いパジャマに身を包んだフューニャが、そこに立っていた。
「お帰りなさい。ルヴィアさん」
「た、ただいま…。起きてたのか、フューニャ…」
もうとっくに寝てしまったものだと。
あっ、それとも俺、起こしちゃったか?
玄関でこそこそ音がするから、ゴキブリでも出たかと思って起きちゃったのか。
しかし。
「あなたの匂いがしたので起きました」
「…?」
に、匂い?
まさかの…耳ではなく、鼻で俺の帰宅を感じ取ったらしい。
「俺…そんなに臭いのか…?」
寝ていても起きるほどの激臭?
そうだとしたら、俺は今すぐ風呂に入る。二時間は出てこない。
しかしフューニャは、俺の予想の斜め上を行っていた。
「あなたの匂いなら、数キロ先でも分かります」
「…!?」
「あなたが私に断りなく、よその女性や男性といちゃいちゃしててもすぐ分かります」
フューニャは、ふんふん、と鼻をひくつかせて俺の匂いをチェックしていた。
…すげぇ。俺、一生浮気出来ねぇ。
浮気なんて一生やるつもりないから、何の心配もしてないが。


