迎えに来てくれたアイ公に、アリューシャはシュスリーにもらった『愛国清上会』の住所を渡した。
「アイ公、これあげる」
「なぁに?これ…。何処の住所?」
「『愛国清上会』のねぐらなんだって」
「…」
さすがのアイ公も驚いていた。
そりゃ驚くだろう。何処からこんなものパクってきたんだと。
もらったんだよ。
「どうしたの?」
「んー…。もらった」
「誰に?」
…シュスリーのことは言えないよな。やっぱり。
一応…敵じゃないけど敵組織だもんな。シュスリーは。
「…アリューシャが、アイ公と同じくらい信用してる人」
「…成程」
ここで深く尋ねてこない辺り、アリューシャがアイ公好きな理由、分かるだろ?
「ここに『愛国清上会』が、ねぇ…」
「そこ、どの辺なの?帝都じゃないよね」
アリューシャ、帝都以外土地勘ほぼないから、分かんねぇや。
「ルティス帝国の片隅…ってところだね。箱庭帝国との国境に近い場所だよ」
「フランベルジュって人の家があるとこ?」
「そうだね。その辺りだね」
ほーん。そんな隅っこにいるのか。
もっと堂々と出てくれば良いのに。
「ありがとう、アリューシャ。君のお陰で黒幕の『愛国清上会』を潰せそうだよ」
「アリューシャはもらっただけだから、何もしてねぇよ。…それよりさ、アイ公。頼みがあんだけど」
「何?」
「その住所さ、アイ公が調べて見つけたことにしてよ。アリューシャがもらったって言ったら、ルル公達に色々聞かれそうだから」
誰にもらったんだーとか。その情報は罠じゃないのかーとか。
最悪シュスリーのことまで喋んなきゃいけなくなっちゃうから。
それはやだ。
「分かった。手柄をもらっちゃうね」
「良いよ。代わりに今度、おやつにワッフル置いといて」
「了解」
やったぜ。
これでおつりが来るな。
「それにアリューシャ、今日MVPだぜ。鍵開けたし!北極圏の彼方から鍵開けたんだぜアリューシャ!凄くね?」
「うん、凄いよアリューシャ。今度はもう少し遠くからでも当てられそうだね」
アイ公。君の血は何色だ。
言わなきゃ良かった。
「さて、敵の拠点の在処も分かったし…。皆と合流次第、次の作戦を始めようか。MVPのアリューシャも頑張ってね」
「りょ」
今度は一体、どんな無茶を頼まれることやら。
まぁでも、期待してくれてんなら応えてやろうじゃないか。
アリューシャの取り柄はこれだけだし、それに…。
仲間だからな。
だから、頑張ってやろうじゃないか。
「アイ公、これあげる」
「なぁに?これ…。何処の住所?」
「『愛国清上会』のねぐらなんだって」
「…」
さすがのアイ公も驚いていた。
そりゃ驚くだろう。何処からこんなものパクってきたんだと。
もらったんだよ。
「どうしたの?」
「んー…。もらった」
「誰に?」
…シュスリーのことは言えないよな。やっぱり。
一応…敵じゃないけど敵組織だもんな。シュスリーは。
「…アリューシャが、アイ公と同じくらい信用してる人」
「…成程」
ここで深く尋ねてこない辺り、アリューシャがアイ公好きな理由、分かるだろ?
「ここに『愛国清上会』が、ねぇ…」
「そこ、どの辺なの?帝都じゃないよね」
アリューシャ、帝都以外土地勘ほぼないから、分かんねぇや。
「ルティス帝国の片隅…ってところだね。箱庭帝国との国境に近い場所だよ」
「フランベルジュって人の家があるとこ?」
「そうだね。その辺りだね」
ほーん。そんな隅っこにいるのか。
もっと堂々と出てくれば良いのに。
「ありがとう、アリューシャ。君のお陰で黒幕の『愛国清上会』を潰せそうだよ」
「アリューシャはもらっただけだから、何もしてねぇよ。…それよりさ、アイ公。頼みがあんだけど」
「何?」
「その住所さ、アイ公が調べて見つけたことにしてよ。アリューシャがもらったって言ったら、ルル公達に色々聞かれそうだから」
誰にもらったんだーとか。その情報は罠じゃないのかーとか。
最悪シュスリーのことまで喋んなきゃいけなくなっちゃうから。
それはやだ。
「分かった。手柄をもらっちゃうね」
「良いよ。代わりに今度、おやつにワッフル置いといて」
「了解」
やったぜ。
これでおつりが来るな。
「それにアリューシャ、今日MVPだぜ。鍵開けたし!北極圏の彼方から鍵開けたんだぜアリューシャ!凄くね?」
「うん、凄いよアリューシャ。今度はもう少し遠くからでも当てられそうだね」
アイ公。君の血は何色だ。
言わなきゃ良かった。
「さて、敵の拠点の在処も分かったし…。皆と合流次第、次の作戦を始めようか。MVPのアリューシャも頑張ってね」
「りょ」
今度は一体、どんな無茶を頼まれることやら。
まぁでも、期待してくれてんなら応えてやろうじゃないか。
アリューシャの取り柄はこれだけだし、それに…。
仲間だからな。
だから、頑張ってやろうじゃないか。


