俺としては…ルリシヤを仲間に引き入れたいんだよな。
敵にするには惜しい。
顔も、実力も。
だからここは、ルリシヤをプッシュしておくべきだろう。
「俺は信用しても良いと思いますよ。他人事とは思えませんからね。糞みたいな組織に裏切られた後だったら、我々を裏切ったりはしないでしょう」
かつての俺と同じ。
俺達が裏切らない限りは、ルリシヤも裏切るまい。
「何よりルリシヤは、敵にするには惜しいですから。自分と似てるからよく分かりますよ。こういう人種は、野放しにしない方が良い」
ちゃんと誰かが、管理しておくべきなのだ。
帝国騎士団を見てみろ。俺をちゃんと管理してないから、マフィアの尻に敷かれるようなことになる。
ざまぁ。
「ルリシヤ?この子、ルリシヤって名前なの」
「…ルリシヤ・サタルです」
「可愛い名前じゃないの」
アシュトーリアさんもお気に召したご様子。
ルシファーなんかよりずっと良い名前だよな。やっぱり名前って大事だ。
「じゃ、ルレイアはこのルリシヤを『青薔薇連合会』に入れることに賛成なのね」
「えぇ、賛成です。我々の末っ子に相応しいですよ彼は」
そろそろ俺にも、弟妹が欲しい。
いつまでも俺が末っ子じゃあな。
「そうね。家族が増えたら楽しくなりそうね」
「でしょう?でしょう?だから入れてあげましょうよ」
「…?失礼、その…家族とか、末っ子とかいうのは…」
うちの方針をご存知ないルリシヤは、怪訝そうな顔でそう聞いた。
あぁそうか。それを説明してあげてなかったな。
「『青薔薇連合会』は皆家族なんですよ。特に幹部はアシュトーリアさんの子供なんです」
水は血よりも濃い、ってね。
実の家族みたいなんてゴミみたいなものだし。
「…家族…か」
ルリシヤは小さく、ぽつりと呟いた。
ふむ。やはり思うところがあるようだな。
マフィアに入るような人間は、大抵が歪な家族関係を持ってるよな。
そうでなきゃ、道を踏み外したりはしない。
「ルレイアは大賛成。じゃあ…ルルシーはどうかしら。あなたはどう思う?」
家族談義はさておいて。
アシュトーリアさんは、今度はルルシーにそう尋ねた。
俺の意見だけを聞くのはフェアじゃないもんな。
「…」
ルルシーは顔を上げ、じろっ、とルリシヤを睨んだ。
その目だけで、ルルシーの言いたいことが伝わってくるな。
敵にするには惜しい。
顔も、実力も。
だからここは、ルリシヤをプッシュしておくべきだろう。
「俺は信用しても良いと思いますよ。他人事とは思えませんからね。糞みたいな組織に裏切られた後だったら、我々を裏切ったりはしないでしょう」
かつての俺と同じ。
俺達が裏切らない限りは、ルリシヤも裏切るまい。
「何よりルリシヤは、敵にするには惜しいですから。自分と似てるからよく分かりますよ。こういう人種は、野放しにしない方が良い」
ちゃんと誰かが、管理しておくべきなのだ。
帝国騎士団を見てみろ。俺をちゃんと管理してないから、マフィアの尻に敷かれるようなことになる。
ざまぁ。
「ルリシヤ?この子、ルリシヤって名前なの」
「…ルリシヤ・サタルです」
「可愛い名前じゃないの」
アシュトーリアさんもお気に召したご様子。
ルシファーなんかよりずっと良い名前だよな。やっぱり名前って大事だ。
「じゃ、ルレイアはこのルリシヤを『青薔薇連合会』に入れることに賛成なのね」
「えぇ、賛成です。我々の末っ子に相応しいですよ彼は」
そろそろ俺にも、弟妹が欲しい。
いつまでも俺が末っ子じゃあな。
「そうね。家族が増えたら楽しくなりそうね」
「でしょう?でしょう?だから入れてあげましょうよ」
「…?失礼、その…家族とか、末っ子とかいうのは…」
うちの方針をご存知ないルリシヤは、怪訝そうな顔でそう聞いた。
あぁそうか。それを説明してあげてなかったな。
「『青薔薇連合会』は皆家族なんですよ。特に幹部はアシュトーリアさんの子供なんです」
水は血よりも濃い、ってね。
実の家族みたいなんてゴミみたいなものだし。
「…家族…か」
ルリシヤは小さく、ぽつりと呟いた。
ふむ。やはり思うところがあるようだな。
マフィアに入るような人間は、大抵が歪な家族関係を持ってるよな。
そうでなきゃ、道を踏み外したりはしない。
「ルレイアは大賛成。じゃあ…ルルシーはどうかしら。あなたはどう思う?」
家族談義はさておいて。
アシュトーリアさんは、今度はルルシーにそう尋ねた。
俺の意見だけを聞くのはフェアじゃないもんな。
「…」
ルルシーは顔を上げ、じろっ、とルリシヤを睨んだ。
その目だけで、ルルシーの言いたいことが伝わってくるな。


