次に俺達がやって来たのは。
「結構賑やかだな…」
「まぁ、休日ですしね~」
スロットをしている客、メダルゲームをしている客、クレーンゲームで遊ぶ客…等々。
客層も豊かで、中年くらいの人もいれば、さっき映画館で見たような若い高校生くらいの人もいる。
ゲームセンターなんて…滅多に来ることないもんな。
昔…マフィアに入る前は、ちょくちょく来てたこともあるんだけど。最近はめっきり。
「あ、ルルシー。ガンシューティングゲームがありますよ。やってみます?」
「ん?」
それにしても、ルレイアがゲームセンターって、何だか不思議だな。
全然似合わない。
「ルレイア、ガンシューティングなんてやったことあるのか?」
「ないですけど、いつもの拳銃が偽物になっただけでしょ?」
まぁ、俺達いつも本物撃ってるからな。
今更玩具の銃なんて撃っても仕方ないけど。
本物なんて撃ちたくて撃ってる訳じゃないから。
「どうせならスコア勝負します?」
「ん?別に良いけど…。ルレイアに不利じゃないか?」
最近お前、あんまり銃使わないだろ。
弾装填するのが面倒臭いとか言って。
大抵どんな得物を持たせても無双するけどさ。ルレイアは。
「舐めてもらっちゃ困りますね。こう見えて俺も真面目なマフィアですから。銃の扱いには自信ありますよ」
「そうか?」
お前のどの辺が、真面目なマフィアなのかは知らないけど。
「ルレイアが良いならやるよ」
「決まりですね…。じゃ、勝った方は負けた方を好きにする権利を得る、ということで」
一瞬にして、絶対に負けられない勝負になった。
くそっ…。ルレイア相手に負けられない戦いなんて、不利にもほどがあるだろ。
何でゲーセンのガンシューティングなんかに、本気を出さなければならないのか。
でも、ルレイアに『好きに』される訳にはいかない。
そんなことされた暁には、俺はもうこちら側に帰られなくなる可能性が大。
絶対に勝たなくては。
俺はこの上なく集中して、玩具の銃の引き金を引き、画面の中のゾンビを撃ち抜いた。
こんなものに本気になるなんて、俺は何をやってるんだ。
「…ふぅ」
数分間の銃撃戦の後、ゲームが終わり、リザルト画面が表示された。
俺のスコアは…12000点。まぁ、そこそこか。
で、ルレイアは…?
恐る恐る横を見る。ルレイアのことだから、またチートじみた点数を叩き出しているのでは…?と思ったら。
「へ?」
ルレイアのリザルト、4000点。
え?何それ。機械の故障?
「んー。思ったよりいまいちでしたね~。さすがルルシー。強いですね」
「…??」
「さぁルルシー!俺は負けたので、潔くあなたに『好きに』されます。存分に『好きに』してくださいね…?」
ルレイアは、あざとい上目遣いでうっとりと言った。
…目的は、それか。
真面目にやった俺って、一体。
いや、でも俺が負けたとしたらルレイアに『好きに』されてしまうし…。結果オーライ。
「さてルレイア。次は何して遊ぶ?」
「いけず~!」
いけずじゃねぇ。何考えてんだお前。
ルレイアは一回、脳みそ取り出して丸洗いした方が良いのだ。
「仕方ないですね~、もう。じゃあそこの、プリクラでも撮りましょうよ」
「良いよ」
…ん?プリクラ?
この歳で、しかも男同士で撮るようなものじゃなくね?
そう思ったが、時は既に遅く。
ルレイアに拉致られて、白いカーテンの中に連れ込まれてしまった。
「結構賑やかだな…」
「まぁ、休日ですしね~」
スロットをしている客、メダルゲームをしている客、クレーンゲームで遊ぶ客…等々。
客層も豊かで、中年くらいの人もいれば、さっき映画館で見たような若い高校生くらいの人もいる。
ゲームセンターなんて…滅多に来ることないもんな。
昔…マフィアに入る前は、ちょくちょく来てたこともあるんだけど。最近はめっきり。
「あ、ルルシー。ガンシューティングゲームがありますよ。やってみます?」
「ん?」
それにしても、ルレイアがゲームセンターって、何だか不思議だな。
全然似合わない。
「ルレイア、ガンシューティングなんてやったことあるのか?」
「ないですけど、いつもの拳銃が偽物になっただけでしょ?」
まぁ、俺達いつも本物撃ってるからな。
今更玩具の銃なんて撃っても仕方ないけど。
本物なんて撃ちたくて撃ってる訳じゃないから。
「どうせならスコア勝負します?」
「ん?別に良いけど…。ルレイアに不利じゃないか?」
最近お前、あんまり銃使わないだろ。
弾装填するのが面倒臭いとか言って。
大抵どんな得物を持たせても無双するけどさ。ルレイアは。
「舐めてもらっちゃ困りますね。こう見えて俺も真面目なマフィアですから。銃の扱いには自信ありますよ」
「そうか?」
お前のどの辺が、真面目なマフィアなのかは知らないけど。
「ルレイアが良いならやるよ」
「決まりですね…。じゃ、勝った方は負けた方を好きにする権利を得る、ということで」
一瞬にして、絶対に負けられない勝負になった。
くそっ…。ルレイア相手に負けられない戦いなんて、不利にもほどがあるだろ。
何でゲーセンのガンシューティングなんかに、本気を出さなければならないのか。
でも、ルレイアに『好きに』される訳にはいかない。
そんなことされた暁には、俺はもうこちら側に帰られなくなる可能性が大。
絶対に勝たなくては。
俺はこの上なく集中して、玩具の銃の引き金を引き、画面の中のゾンビを撃ち抜いた。
こんなものに本気になるなんて、俺は何をやってるんだ。
「…ふぅ」
数分間の銃撃戦の後、ゲームが終わり、リザルト画面が表示された。
俺のスコアは…12000点。まぁ、そこそこか。
で、ルレイアは…?
恐る恐る横を見る。ルレイアのことだから、またチートじみた点数を叩き出しているのでは…?と思ったら。
「へ?」
ルレイアのリザルト、4000点。
え?何それ。機械の故障?
「んー。思ったよりいまいちでしたね~。さすがルルシー。強いですね」
「…??」
「さぁルルシー!俺は負けたので、潔くあなたに『好きに』されます。存分に『好きに』してくださいね…?」
ルレイアは、あざとい上目遣いでうっとりと言った。
…目的は、それか。
真面目にやった俺って、一体。
いや、でも俺が負けたとしたらルレイアに『好きに』されてしまうし…。結果オーライ。
「さてルレイア。次は何して遊ぶ?」
「いけず~!」
いけずじゃねぇ。何考えてんだお前。
ルレイアは一回、脳みそ取り出して丸洗いした方が良いのだ。
「仕方ないですね~、もう。じゃあそこの、プリクラでも撮りましょうよ」
「良いよ」
…ん?プリクラ?
この歳で、しかも男同士で撮るようなものじゃなくね?
そう思ったが、時は既に遅く。
ルレイアに拉致られて、白いカーテンの中に連れ込まれてしまった。


