感動的な別れを終え、俺達はその日のうちに荷造りを済ませた。
「フューニャ…忘れ物はないか?」
「大丈夫…だと思います」
まぁ、忘れ物があったとしても…必要なものは向こうで現地調達出来るし。
何なら、ルティス帝国に残る部下に頼んで送ってもらえば良い。
フューニャが俺の傍にいるのなら、他に必要なものなんて何もない。
「今からなら、アシスファルト行きの…夜の便に間に合う」
ルルシーさんが、席を予約してくれた。
それに乗れば…明日の午後には、アシスファルトに着くだろう。
「行こう…フューニャ」
「…はい」
片手を負傷したフューニャの代わりに、俺はスーツケースを引っ張って、自宅の玄関を出た。
しかしフューニャは、玄関先で振り向いたまま、しばらく動かなかった。
「…フューニャ?」
何か…忘れ物でもしたか?
「…また、戻ってこれるでしょうか…。この家に」
「…」
…どうだろうな。
少なくとも…一年は、戻ってこられないと思うが。
「…俺はフューニャがいるなら何処でも…そこが、俺の家だと思ってるよ」
この家じゃなくても。
例えアシスファルトの家でも。
何処だって、フューニャが待ってくれてる家が、俺の家だ。
「…私も、あなたが帰ってきてくれる家が、私の家です」
「…そうか」
「…行きましょうか、ルヴィアさん」
「あぁ」
革命が終わって、平和を取り戻したら…また、ここに帰ってこよう。
でも、もし帰ってこれなかったとしても。
フューニャが俺の傍にいてくれるなら…俺はそれで良い。
「フューニャ…忘れ物はないか?」
「大丈夫…だと思います」
まぁ、忘れ物があったとしても…必要なものは向こうで現地調達出来るし。
何なら、ルティス帝国に残る部下に頼んで送ってもらえば良い。
フューニャが俺の傍にいるのなら、他に必要なものなんて何もない。
「今からなら、アシスファルト行きの…夜の便に間に合う」
ルルシーさんが、席を予約してくれた。
それに乗れば…明日の午後には、アシスファルトに着くだろう。
「行こう…フューニャ」
「…はい」
片手を負傷したフューニャの代わりに、俺はスーツケースを引っ張って、自宅の玄関を出た。
しかしフューニャは、玄関先で振り向いたまま、しばらく動かなかった。
「…フューニャ?」
何か…忘れ物でもしたか?
「…また、戻ってこれるでしょうか…。この家に」
「…」
…どうだろうな。
少なくとも…一年は、戻ってこられないと思うが。
「…俺はフューニャがいるなら何処でも…そこが、俺の家だと思ってるよ」
この家じゃなくても。
例えアシスファルトの家でも。
何処だって、フューニャが待ってくれてる家が、俺の家だ。
「…私も、あなたが帰ってきてくれる家が、私の家です」
「…そうか」
「…行きましょうか、ルヴィアさん」
「あぁ」
革命が終わって、平和を取り戻したら…また、ここに帰ってこよう。
でも、もし帰ってこれなかったとしても。
フューニャが俺の傍にいてくれるなら…俺はそれで良い。


