更に、その後。
俺はもう一つの頼み事をした。
「ルーシッド殿、実は…もう一つ頼みたいことがあるのですが…」
「何ですか?何でも言ってください」
「俺を…帝都に、連れていってはくれませんか」
「帝都に…?」
俺は深く頷いた。
どうしても、ルティス帝国の帝都に行きたいのだ。
用件は二つ。
「五分でも時間を割いて頂けるなら、帝国騎士団の団長殿にご挨拶をしたいと…」
ルーシッド殿で役不足、という訳ではない。
見たところ今回の件について、帝国騎士団側の代表はルーシッド殿が任されてるようだが。
でも、俺達不法入国者を迎え入れてくれている帝国騎士団長殿には、また別に挨拶をしたい。
と言うか、一度も彼に頭を下げずにこの国に滞在させてもらうのは、あまりに図々しいというもの。
故に、挨拶をさせてもらいたい。
「分かりました。手配しておきます」
「ありがとうございます」
それと…用件はもう一つ。
彼らに…今一度、協力を申し出るつもりだ。
すると。
「あの…私も、連れていってはくれませんか」
振り返ると、セトナ様が戸口に立っていた。
いつの間に。
「セトナ様…」
「お願いします。私も連れていってください」
…そう、だな。
セトナ様は、ある意味で俺以上に…その資格がある人だ。
「俺からもお願いします。彼女も一緒に…」
「?分かりました…。では、そのように」
有り難いことに、ルーシッド殿は深く探ってくることはなかった。
とはいえ…ルーシッド殿にも、彼女のことは話さねばなるまいな。
セトナ様は…この革命の、要とも言える存在なのだから。
俺はもう一つの頼み事をした。
「ルーシッド殿、実は…もう一つ頼みたいことがあるのですが…」
「何ですか?何でも言ってください」
「俺を…帝都に、連れていってはくれませんか」
「帝都に…?」
俺は深く頷いた。
どうしても、ルティス帝国の帝都に行きたいのだ。
用件は二つ。
「五分でも時間を割いて頂けるなら、帝国騎士団の団長殿にご挨拶をしたいと…」
ルーシッド殿で役不足、という訳ではない。
見たところ今回の件について、帝国騎士団側の代表はルーシッド殿が任されてるようだが。
でも、俺達不法入国者を迎え入れてくれている帝国騎士団長殿には、また別に挨拶をしたい。
と言うか、一度も彼に頭を下げずにこの国に滞在させてもらうのは、あまりに図々しいというもの。
故に、挨拶をさせてもらいたい。
「分かりました。手配しておきます」
「ありがとうございます」
それと…用件はもう一つ。
彼らに…今一度、協力を申し出るつもりだ。
すると。
「あの…私も、連れていってはくれませんか」
振り返ると、セトナ様が戸口に立っていた。
いつの間に。
「セトナ様…」
「お願いします。私も連れていってください」
…そう、だな。
セトナ様は、ある意味で俺以上に…その資格がある人だ。
「俺からもお願いします。彼女も一緒に…」
「?分かりました…。では、そのように」
有り難いことに、ルーシッド殿は深く探ってくることはなかった。
とはいえ…ルーシッド殿にも、彼女のことは話さねばなるまいな。
セトナ様は…この革命の、要とも言える存在なのだから。


