その日の出来事は生涯忘れないと思う.
それぐらいの衝撃だった.

初めてあったその日から、何故か彼女が頭から離れなかった.

胸のざわめきが収まらなくて、
不思議な気持ちだった。

そんな僕にまったく気づいてない君は、
いつも明るく、僕に話しかけてくれた。

そんな君が僕はとても眩しく見えた。

そんな君が抱えていた物を僕は、
全然見つけられなかった。
抱えきれないくらいの不安を一人隠し通して居た君は、どんな気持ちで僕に話しかけてくれたのだろう。

そんな事を日々考えてしまう。
もしもう一度あの頃に戻れるなら、君に一生分の愛を誓うよ。

あの暖かな春の風の中でね。