横を見ると奏汰の腕。 反対側も同じ景色だった。 …俺、組み伏せられてる? さすがにこいつもこの状況に慣れていないのか、あたふたしながらそれっぽいことを言ってきた。 「俺、理性飛ぶよ?」 ただ、問題点①。