終末予告ー世界の終わりまで、あと5秒。

そこで俺はずっと放っておいていた奏汰がいないことに気づいた。




周りを見渡すと、窓側の席で疲れたように寝ていた。



…良かった。




一瞬、焦った。



そろそろ時間なので俺は奏汰を起こして搭乗ゲートに向かった。