終末予告ー世界の終わりまで、あと5秒。




「じゃあキスはまだしないけど、これだったらいいよ」



そういって俺は奏汰をキッチンの壁に無理やり押し付けた。



奏汰はびっくりしたのか、目を見開いたが、すぐに真っ赤な顔を隠すように俯いた。




それを見て、俺は、自然にその視線の先に目をやった。



恥ずかしかったんちゃうんかい。