終末予告ー世界の終わりまで、あと5秒。


俺が興味本位で聞くと、奏汰はまだ口いっぱいのリスみたいな顔でこくりと頷いた。



「俺、今は無理だけど気持ちの整理がついたら、もし本当の愛じゃなくてもいいならキスしてもいいよ」



と言うと、ぱあっと顔の周りに花畑が広がったような、そんな表情になった。




こいつ、軽いな。



てか、もう一つ気になってたこと。