だった。いつものねぼすけを期待していた部分があった自分に異常に腹がたった。 「じゃあ誰が好きなの?」 …知ってるよ。さっき言ってた。俺、なんでしょ? 「幸太。俺、幸太が好き…!付き合ってほしいんだ。」 俺はその予想通りの言葉を聞いて少しドキッとした。 知っていた。知っていたけれど…