「お前寝ぼけてるから顔洗ってこいwそれでも目が覚めなかったらひっぱたいてやる」 奏汰は珍しく素直に洗面所に行った。 俺は内心焦っていた。俺だって奏汰は好きだけど… 「恋」の感情、ではない。 ただ、俺「は」やさしいから、ガチなようならしばらく付き合ってやってもいいかなと思う。