BL短編集


キツイ。


絶望的にツライ。


顔をしかめていたのか、翔がのぞきこんでくる。


「っ!!!」

それではっと我に返った。


どうしたの、と心配そうに話しかけてくるけど、何も言えない。

その日は気まずいまま夕食も済ませた。


俺はなるべく関わらないように、バレないように、自分の部屋に籠った。


そんな空気を破るように、翔はノックもせずに入ってきた。


俺はなるべく興奮を抑えるようにベッドに潜った。