これはいつものこと。俺は弁当を持って屋上に行った。 ここは、生徒は立入禁止だが俺はちょっとしたツテで鍵をもらっている。 ただ、ヤンキー集団に入っているというのもあり、あまり使わせてもらえない。 ヤンキーになったのは、中3ぐらいだろうか。 髪の毛も金髪に染め、いろいろと自由なこの高校に進学した。 冬馬は、中学からの仲だ。 「冬馬。少しは落ち着け。」 こいつもこいつでテンションが高い。 とにかく屋上で座って食べていると、冬馬が突拍子もないことを言い出した。 「お前、ヤったことあんのか?」