BL短編集


侑都は濡れたタオルで俺の体を拭き、冷えピタを張り替えてくれた。


男なのに手際がよくて驚いてしまう。



そういえば。


「侑都…」


呼びかけると、彼は手を止めて見下ろしてきた。


「俺、昨日チョコ作ったんだよ…食べる?」


彼はなぜか横を向いてから、


「食う。腹減った。」


と言って立ち上がった。


俺もさすがにやってやらないとと思って立ち上がったが、ふらついてベッドの方に後ろ向きに倒れ込んだ。