豪華な品揃えだった。 秀一がバニラを食べたいというので、カップの蓋を開けて渡した。 すると一人で食べるには多すぎるぐらいの半分をすくって口に入れた。 全ての思考が次の出来事によって遮断された。 秀一はアイスを飲み込まずに俺にキスをした。 唇についた冷気に惑わされ口を開けると、バニラの香りが入ってきた。