ツイッター和歌集・1

 斯くも巧妙に名画を評してみせる芥川の絵への鑑識眼は、それは優れたものなのでしょう。しかし万言を尽くしてみても一幅の絵を描き切ることはやはり出来ません。況や梵の心を、姿をや…です。これが畢竟、芥川の(のみならず我々小説家すべての)終生のテーマなのです。
※因みに下に掲載した、秋山図ならぬこの名画、これAIによって描かれたそうですよ(確かじゃないが)。しかしだとしたら筆跡と云い大したものですね。蛇足だが絵の美女が絵中で年を取って老婆となり、それで名画でなくなる…なんてことはないでしょうよ。飽くまでも見る人の目が、感性が退化したのです。名画は名画です。
※若い頃プラード美術館で見たヴァン・ダイクのピエタ…いつまでも心の中で色褪せることはありませんよ。😍

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