「うん、観音様がねえ…短気を起こしちゃいけませんって」と。これを聞いて(眇ばら風情に毒されて気がむしゃくしゃしていた)馬琴は『ほほう、云い当ておったな』とばかり相好を崩しながらさらに訊きます。「それからまだ何か云ってたかい?」「うん、それからねえ…もっと勉強して、そして辛抱しなさいって」と答えた孫。そう云い捨てたあとで愉快そうに笑い家族の元に走り去って行く孫を見ながら馬琴はこの時まさしく掲示を受けていたのでした。無邪気な孫の言葉に己が体(てい)たらくを如何なく突かれ、そして己が非を悟ったのです。心に覆い被さっていた黒い霧を払い除けると、机へと向かい、一気に名作「南総里見八犬伝」の筆を進めたのだとか。
で、こんな一見何でもないような孫の言葉に馬琴は如何なる掲示を受けたのかと申しますと「感情は魂の色です…」とそのように、掲載した絵とともに端的に示して見せた、KEМALさんという方のツィートを見て頂いた方が早いかと存じます。下に添付して置きましたのでコピペの上お確かめください。要は(私で云うならストーカーという)下司どもの罵りや苛みに乱されることなく、常に心を平穏に保つ…その中からこそ真の覇気が生まれて来る…ということです。
https://x.com/kemalhelvaci16/status/1939185386086961602 (KEМALさんのツイートのURL。コピペして見て)
で、どうです?皆さん。実に斯くの如しなのですよ、我々小説家にあっては。何の甲斐あって我々小説家は表でしたいこともせずに家中に閉じ籠り、机に噛り付いてはシコシコと文章を綴るのでしょうか。それは、このような天啓があるからです。魂と同通するような瞬間があるのです。そしてその折、その模様を我々は世間に伝えたい、世間と共有したいと…そう期して、今日もシコシコと執筆に勤しんでいる次第です…。
で、こんな一見何でもないような孫の言葉に馬琴は如何なる掲示を受けたのかと申しますと「感情は魂の色です…」とそのように、掲載した絵とともに端的に示して見せた、KEМALさんという方のツィートを見て頂いた方が早いかと存じます。下に添付して置きましたのでコピペの上お確かめください。要は(私で云うならストーカーという)下司どもの罵りや苛みに乱されることなく、常に心を平穏に保つ…その中からこそ真の覇気が生まれて来る…ということです。
https://x.com/kemalhelvaci16/status/1939185386086961602 (KEМALさんのツイートのURL。コピペして見て)
で、どうです?皆さん。実に斯くの如しなのですよ、我々小説家にあっては。何の甲斐あって我々小説家は表でしたいこともせずに家中に閉じ籠り、机に噛り付いてはシコシコと文章を綴るのでしょうか。それは、このような天啓があるからです。魂と同通するような瞬間があるのです。そしてその折、その模様を我々は世間に伝えたい、世間と共有したいと…そう期して、今日もシコシコと執筆に勤しんでいる次第です…。



