その日の夜、
女子部屋で恋バナをした。
私が別の人を好きだと思い込んでいるみんなに
本当のことを伝えたら、
「そうなんだ!」と少し驚いていた。
「お似合いだよ!」
「何であの二人付き合わないのかな~って思ってたんだよね!」
「え、でも彼女いるじゃん」
「叶わない恋……」
「あ、でも引っ越しちゃうじゃん」
「そう! 引っ越しちゃうの……」
「檎人くんとは一・三・五・六と一緒でね……。そう、そうなの……」
恥ずかしさのあまり、
私はふしゅ~っと布団の上に
倒れ込んだ。
「~~~~~っ‼」
「可愛いいいい!」
「か~わいい~。乙女だ~」
「れあちゃん、こいつ去年まで恋バナにまったく興味なかった奴だよ」
「あ、そうなの?」
今までの出来事を吐露していく。
特に、ふれあいまつりのことを
打ち明けると―――。
「今日も付けてたんだけど……」
「え、見たい!」
私は鞄の中から
あのヘアゴムを取り出した。
「似合う似合う! めっちゃ似合うよ!」
「可愛い!」
「それいつも付けてたよね!」
「れあちゃんに似合うやつちゃんとわかってるのねあいつ!」
みんなは大興奮していた。
「これ絶対に内緒だよ?」
「うん!」
「もちろん!」
「檎人くんね……彼女のこと好きかわからなくなってきたんだって」
「れあちゃん! これいけるよ!」
「えぇ?」
「みんなこれ言われた?」
全員が、首を横に振る。
「れあちゃんを信用してるからだよ!」
「ワンチャン好きかもしれない!」
「告白するの?」
「するよ……?」
「頑張って‼」
みんなからは、
たくさんのパワーを
もらった。
その後、熱が冷めず、
一時まで眠れなかったのは
また別のお話。
女子部屋で恋バナをした。
私が別の人を好きだと思い込んでいるみんなに
本当のことを伝えたら、
「そうなんだ!」と少し驚いていた。
「お似合いだよ!」
「何であの二人付き合わないのかな~って思ってたんだよね!」
「え、でも彼女いるじゃん」
「叶わない恋……」
「あ、でも引っ越しちゃうじゃん」
「そう! 引っ越しちゃうの……」
「檎人くんとは一・三・五・六と一緒でね……。そう、そうなの……」
恥ずかしさのあまり、
私はふしゅ~っと布団の上に
倒れ込んだ。
「~~~~~っ‼」
「可愛いいいい!」
「か~わいい~。乙女だ~」
「れあちゃん、こいつ去年まで恋バナにまったく興味なかった奴だよ」
「あ、そうなの?」
今までの出来事を吐露していく。
特に、ふれあいまつりのことを
打ち明けると―――。
「今日も付けてたんだけど……」
「え、見たい!」
私は鞄の中から
あのヘアゴムを取り出した。
「似合う似合う! めっちゃ似合うよ!」
「可愛い!」
「それいつも付けてたよね!」
「れあちゃんに似合うやつちゃんとわかってるのねあいつ!」
みんなは大興奮していた。
「これ絶対に内緒だよ?」
「うん!」
「もちろん!」
「檎人くんね……彼女のこと好きかわからなくなってきたんだって」
「れあちゃん! これいけるよ!」
「えぇ?」
「みんなこれ言われた?」
全員が、首を横に振る。
「れあちゃんを信用してるからだよ!」
「ワンチャン好きかもしれない!」
「告白するの?」
「するよ……?」
「頑張って‼」
みんなからは、
たくさんのパワーを
もらった。
その後、熱が冷めず、
一時まで眠れなかったのは
また別のお話。


