*** ──30分後。 私はお盆におにぎりと出汁巻き卵、煮物、お味噌汁を乗せて、自室へ戻って来た。 「はい、どうぞ。……お口に合うかわかりませんけど、おばあちゃんに教わっているので味は近いと思います」 神室玲は、キラキラした目をしてお盆に乗せられた料理を見つめている。 「……食べていいのか!? いただきます!!」 そう言うと、すごい勢いで食べ始めた。 「……どうですか……?」