神室玲が訳が分からないという表情でこちらを見ているので、私は続けて説明した
「……私が幼いころ、母が事故で亡くなりました。私が小学生の時親友だった女の子はご両親の経営する会社が倒産して遠くへ引っ越すことになったし、その他にも、私と話したり目を合わせた後に病気になったり大けがをした人が、これまで何人もいたんです」
「だからって、呪われている? ……そんなの偶然だろう?」
私はため息を吐いた。
「偶然で済ませられないくらい、何度もあったから言ってるんです!」
実際、私が人とか関わらなくなってからは、私の周りでケガや病気をする人は出なくなったのだ。
「……だから、このお屋敷に置いていただいているのはありがたいですけど、必要以上に私に関わらないでください!」
