王子様が、呪われた私を気に入ったみたいです。



そう言いながら、思わずテーブルを押して立ち上がる。

(昨日の騒動でも注目を集めてしまったのに、さらに学園で神室玲と一緒にいたりしたら、全生徒の注目を集めてしまう。そうなったら、また『呪い』が……!)

俯いて震える私を見て、神室玲が心配そうな顔をして話しかけて来る。

「なぜだ? 君は何かにおびえているように見える……。そういえば、最初に学園で話しかけた時もそうだったな」

「……玲さん、これ以上私と関わらないでください。私は、呪われているんですから……!」