王子様が、呪われた私を気に入ったみたいです。

第3話『王子様が、私をお城に住まわせるみたいです。」



「さあ、着いたぞ! ここがうち……神室家だ」

(うう……ほんとに来ちゃった……)

私はまたしても、あれよあれよという間に神室玲の車に乗せられ、ここ……神室家までつれて来られてしまっていた……。

神室家は、私の想像をはるかに超える大邸宅だった。

外国の映画に出て来る貴族のお城のような古く大きな洋館で、制服を着た使用人たちが忙しそうに行きかっている。