王子様が、呪われた私を気に入ったみたいです。


『美織』と呼び捨てにされたのも驚いたし、それに、責任を持つって……?

「ウメが元気になるまで、美織は神室家で面倒を見る。学校も一緒だし、俺が24時間ついていて守ろう」

「え、ええ? 神室様、何言って……! あの、私別に一人で暮らせま──」

そこまで言ったとき、おばあちゃんが私の言葉を遮った。

「ありがとうございます、玲坊ちゃま。美織をくれぐれも宜しくお願いします」