Dearest 1st 〜Dream〜





「俺の事信じられへんのやったら別にそれでえぇよ。



でもな、こうやって吾郎達を巻き込むのはやめろ。」





「──…なっ…」





キッパリと言い放つ俺に、チカは唇を噛み締めた。






それと同時に、

今まで何を言われても黙っていた俺が見せた反抗に、少々驚いている様子だ。





でも、今日は残念ながら耐える余裕もない。







「…それにチカ勘違いしてないか?」





「何をよ?!」





「チカは勝手に俺のこと自分のもんやと思ってるみたいやけど、勘違いやで?」





「は?!?!」





「俺、チカの飼い犬じゃないから。」





「────…ッ」






これだけは、

ずっと言いたかった言葉だった。





重すぎる束縛に、本当に毎日飼い殺しされている犬みたいで嫌だった。






勘違いしないで欲しい。





押し付ける愛は所詮偽物だということ。





俺は、誰のものでもないということ。





心と気持ちの操縦は、他の人になんか出来ないということ。






──俺は、






もうチカのマリオットなんかじゃない。