Dearest 1st 〜Dream〜





「──…吾郎…」






『純、わるい…。

チカちゃんに上手い言い訳思いつかなくて…



何て言おうか迷ってた時には遅かった……




ごめん……』






「……」






──吾郎。





お前はいつもそうやな。




頼んでないのに俺を守ろうとするよな…。






「吾郎が悪い訳ちゃうやん?


大丈夫。

俺が行って我慢したらおさまる。」





それが、一番いい方法やから。




俺は知っているから。






『……でも……』





「ええって。すぐ今から帰るわ!じゃあな。」






『ちょっ──純…!』






────ピッ!





吾郎の言葉を聞かないように、ムリヤリ通話を終わらせた。






……痛い程痛感してる。






俺さえ犠牲になればいいってこと。