Dearest... ー1st-完
あとがきⅡ【By asaoka】




朝岡です。



自分の過去を読み、あとがきだけでもいいからと無理を言って書かせてもらいました。




まず、俺の過去を読んでくれてありがとうございました。




これを書いてくれた彩にも……。



本当に、ありがとうとお疲れ様を言いたいです。






実は、俺がこの当時の話をしたのはつい最近の事なんです。




少しずつ話していくにつれ、彼女が小説にしたいと言ってくれました。





俺には、この話をして『辛かったね』、『大変だったね』と言われるよりも何十倍も嬉しかったです。




当時の俺が書いた歌詞を何度も何度も全部読み直し、仲間や俺に話を聞いたり……。




毎日努力を積み重ね、日々頭を抱えながら、俺の気持ちを考えながら書いてくれた事。




俺にはそれがどんな事よりも嬉しかった。





同じ表現者として、彼女に拍手を送りたい気持ちです。





当時の俺は、頑なに一人で何でも解決しようとしていました。




それが原因で、一時期は仲間とバラバラになり、自身の体もボロボロになりました。




だけど、それでも生きて頑張れたのは彼女のおかげです。




感謝してます。本当に。




皆様も、どうか大切な人を思いやる気持ちを大事にして下さい。




俺もこの小説を読んで改めて実感しました。





ここまで応援して下さった皆様に何か1つでも励みになりますよう……。





2010.07.04






朝岡 純