Dearest 1st 〜Dream〜






「彩ーっ!早く投げてよー!」






「あ!うんっ!

待って~~~!」






遠くの方からキョーコの声が聞こえ、急かされた彩は






「───いっくよーっ!!





……って、きゃっ……!?」







────グラッ!







「───危なっ……!」





サーブを打とうとした彩が体勢を崩しよろけた瞬間、






─────ガシッ!






とっさに、彩を背後から抱え込むように掴んで引き寄せた。







─────………








「……ったく危なっかしいなぁ、彩は。」






「きゃー!!ごめんね!?

朝岡さんありが………」






────ふにゅっ。








「─────……?」






瞬間、俺は何か柔らかい感触を確かに感じた。







「────………ッ!?」






そして声にならない叫びを上げてしまった。






だって、






俺の腕が






バッチリ彩の胸に当たっていたのだから。