「ギャー!!!!!!
もーっっっ!!!!朝岡さんってば!!
そこらへんにいる女より色気ありますから~!!!!」
「それは勘弁してくれ~。誉め言葉にならーん。」
チヒロに絶叫をあげられ、俺が軽くスルーするとみんなはくすくすと笑っていた。
────…とその時、
………───コツン。
「?」
足に何か当たった感触がし、俺は目線を足下に下げる。
─────コロンッ………。
そこには、ピンクのビーチボールが転がっていた。
「──…あっ、朝岡さーんっ!!それ投げてーっ!」
───呼ばれて振り向けばそこには、
「─────ぶっ!!!!」
俺は思わず吹いてしまう。
………だって……
さ………
「───…朝岡さん?」
だってそこには
水着姿の彩が首を傾げて立っていたんだから。
──…濡れた髪をアップスタイルにして、
水の雫が体に伝って、
ピンク色のフワフワしている、下着姿と言っても過言ではない彩の水着姿──…
「────~……っ」
暑さは余計に拍車をかけ、俺は恥ずかしさのあまり慌てて口に手を当てた。
…………ヤバい、非常に。
今の俺にそんな姿は刺激的過ぎる。
「あの……
朝岡さん………?」
「──…えっ、あ、あぁ!
ボールな!ごめんごめん!」
俺はさらに慌てながら彩にビーチボールを手渡すと、
「ありがとっ♪」
彩はにっこり笑ってビーチボールを両手で抱えた。



