沈黙が続く中、
ぶんは少しだけ喋る間隔を空け………
『……近々、俺達三年の引退が近付いて来たんで、キョーコ達後輩が送別会を企画してくれたんです。』
───引退……
「そっか、お前今年引退の年やったな……」
そういや、そうだ。
自分を取り巻く問題ばかりで気付かなかった。
『……はい、それで…
あなたにも来て欲しいんです。
その送別会に。』
「───…え?」
まさか誘われるハズがないと思っていたから、
あまりの予想外の誘いに、俺はびっくりして声を上げてしまった。
『……本心はそりゃあ来て欲しくないですよ。
だけど──……
どうしても、あなたに言わなければならない事があって。』
「………?」
『……日にちは、また追って連絡します。
では………。』
「──…ちょっ…!」
───プツッ!
「……………」
切られてしまった終話音を聞きながら、俺は再び放心してしまった。



