「そっか、宜しく♪
彩ちゃんって呼んでえぇかな?
それとも、いきなり馴れ馴れしく“彩”って呼んだ方がえぇ?」
俺の言葉を聞くと、
くすくすっと愛くるしい笑顔で笑う。
「いいですよ。
何て呼んでくれても。」
「ほんま?
ほんなら……
せやな、やっぱり馴れ馴れしく彩って呼んじゃおうかな♪」
「ふふっ……」
彩は、俺を見つめて笑った。
何やろ……
彩の笑顔を見ると俺も自然に笑える。
不思議やよな……。
──なぁ彩……。
知ってる?
俺はこの頃から、彩の笑顔に癒されてた。
初めて会った日の事を、俺は今でも鮮明に覚えている。
すぐに心に染み込んで来た彩の笑顔。
今でも変わることない、
色褪せない、その笑顔。
──初めて知ったんだ。
君の笑顔一つだけで、
俺の心にこんなにも影響するってことを。
──…彩。
この日、偶然でも。
君に、
出逢えてよかった。



