俺は緊張一色に染まりながら、意を決してボタンを押した。
─────ピッ!
'**/01/01 00:00
From;彩
✨🎀おめでとうっ🎁🎂✨
───────────
朝岡さんっ★✨
お誕生日おめでとう!!😆🎁🎂✨
元旦だから、やっぱりインパクトあって忘れなかったよ(^^)★✨笑
エヘヘ、元旦とお誕生日でWでおめでたいね💡✨
朝岡さん、今年もかっこよくて面白い朝岡さんでいてね😆‼✨
今年も宜しくお願いします😌🍀✨
あ、チカさんともずっとラブラブ♥でいてね😆💕💕
彩より(^-^)🎀
-END-
─────ピッ…
'**/01/01 00:00
From;チカ
純へ。
───────────
純、誕生日おめでとう。
あたし、あれから色々考えたよ。
だけどやっぱりあたしは純が忘れられない。
もう一度やり直したい。
メールじゃなくて、ちゃんと純に直接言いたい。
会いたい。
-END-
「─────……」
二つのメールを読んだ後、俺の心に一気に思念が湧き出て来た。
──…彩に初めて誕生日を祝って貰った喜び。
だけど気付いてはもらえない、密かな悲しみ。
チカの思いを受け入れられない苦しさ。
どうしたらいいのかと悩む葛藤───……。
……複雑に混ざる思いをどうまとめればいいのか分からないが───…。
でももう……
変に優しくするのはよそう。
俺は“決断”した。
チカに別れを告げるんだと。



