Dearest 1st 〜Dream〜





「何がおかしいんですか?」





「…いや別に?

何でそう思うんかなぁってさ」





そう言うと、ぶんは分かりきったような顔をした。






「……前から薄々感じてはいました。



彩にピアスを渡すように頼まれた時、そうじゃないかなぁと。




──…でもそれは確信に変わりました。






──あなたの、

その彩を見る目で。」






「……なるほどな。」






「……どうなんですか?

図星でしょう?」






俺はぶんに冷たく笑い話しかけた。






「──そうや。





俺は彩のこと好きや。」





もうずっと前から、

あの子だけを追っていた。





……だから──






「チカさんと別れてもないのにですか?



最悪ですね。」







──…だから、

決めたんだ。






責められようが





勘違いされようが





何を言われても





「──…あぁせやな。





彩やったら純粋そうやし、うまく引っ掛けられそうやろ?




都合良く遊べそうやん。




好きにさせたらこっちのもんや。」








……だから






君を守るよ。






誰よりも、近くで。