Dearest 1st 〜Dream〜





「でも気になる事があって、どうしても朝岡さんに聞いておきたかったんです。」





「何や?」





なるべく平常心を装い、俺は真っ直ぐぶんを見つめた。




ぶんもまた、何かを確信しているように俺から視線を逸らさない。







「──…朝岡さんって彩の事好きですよね?」






───ドキッ………





「───……」






また頭に予言が霞んだ。







“自分がとる行動によって

その先の未来が大きく違ってくる。





落ち着いて考えて行動すること。”








ぶんに突きつけられた返事をどう返すかによって、未来は大きく変わる。




落ち着け──…





どうする事が、最善の道だ?





どうしたら…………





………………







──…数秒間沈黙を貫き通し、俺の頭にある答えが導き出された。








そして───…






「早く答えて下さい。

朝岡さん。」






そう答えを急かすぶんを見て俺は、







「───ははっ……」






バカにしたように嘲笑い、表情を一瞬にして一変させた。