Dearest 1st 〜Dream〜





───嘘だ……。







信じたくない。






信じたく……





ない────…







それでも彩はぶんを思っていて





だからあの二人の姿を見てこうやって涙ぐんでいて……






「────…」






息が詰まり、





胸に激痛を伴い、





立っているのがやっとの状況で。






真っ白い頭に、五文字の言葉が浮かんだ。









ど う し た い?









…君が好きだ。





どうしようもないくらい好きだ。






君を守りたい。







でも譲れない。





離したくない。






どうしたら──…





どうすれば──…








一瞬の判断の末、俺の口から出た言葉は……








「彩………。



あんな、こんな事言うたらあかんけどさ……





───ぶんはやめとき。」







彩は俺の言葉に驚き顔を上げた。






「───…どして……?」






「彩が傷つくの目に見えてるやろ……」







───最低や。






“だから諦めて欲しい”






そんな汚い本音を綺麗な言葉で誤魔化して言うなんて──…







………最低や………