長い距離を経て、
やっと学校へと辿り着き、急いで部室へと向かう。
「朝岡さーんっ!
いらっしゃーいっっ★」
アミとチヒロの明るい声と笑顔を見て、俺はニコッと笑いながら彩を探した。
───……と……。
「あははっ♪
じゃあキョーコがそう言ったの?」
「そうなんだよ、だってそう言うしかないじゃない?
彩も絶対そう言うしかないって。」
「えーそうかなぁ?」
───廊下から、彩とキョーコの雑談が聞こえてきた。
───…彩……
待ちきれず、部室の窓から顔を出す俺。
「おーい、彩ーっ♪」
「あーっ!!
朝岡さんだぁっ!!!!
おーいっ♪」
そう言って、彩が笑顔で手を振り返して来た。
………ちっちゃ。
相変わらずの小ささとその笑顔に、俺の心に恋火が灯る。
……心がもう癒やされているのを感じた。



