Dearest 1st 〜Dream〜





「マジか……」





そう言いながら頭が徐々に理解していく。





……着信拒否。




それならこんなに電話が繋がらないのも納得出来る。





“もう連絡しないで”ということだろうか。





ろくに話も出来ないまま──…





最後まで足並みが揃う事がないままで。






……試しにメールを送ってみたがやはり返答はない。





モヤモヤする気持ちが依然拭えず……






俺は気分転換に楽しみにしていた太鼓部の練習へと訪れた。





チヒロとアミに前々から、『また練習に来て欲しい』と催促されて、迷わず『行く』と即答した俺。






心は無意識に癒やしを求めていた。





…………彩を。