そう強く意気込んだ所で、彩からメールが返って来た。
**/05/21 14:25
From;彩
─────────
本当にごめんね…
ありがとう。
彩、あの時色々と
落ち込んでたから…
朝岡さんに会えてよかったよ
-END-
───ふぅ、と大きく深呼吸をして、一気に心の文字を打ち込む。
**/05/21 14:28
To;彩
─────────
大丈夫大丈夫🎵
そういや彩ってさ、
彼氏いる?
-END-
「────おーい純!」
───ビクッ!!!
顔を上げれば、吾郎、壱、マリアが俺を見下ろしている。
………あれ?
「純、とっくに授業終わってるよ?」
「……え?
あ、ほんまや…」
周りの人が立ち上がって教室を出て行くのが見えて、俺も慌てて片付けを始めた。
「…さっきからずーっとメールしてたでしょ?」
………うっ……。
マリアが鋭く俺の行動を読み、吾郎と壱が頷いた。
「アヤヤ?」
壱が飛び付いて来た所で、返事をしたのは俺ではなくケータイだった。
……ヴーヴー…。
イルミネーションと一緒に舞い込んで来たのは、さっきの返信。
「アヤヤだぁ!
早く見なくちゃ!!」
「おいこら壱!!!!
…ってオイ、
お前らもか!!」
言ってる傍から、吾郎とマリアも興味津々にケータイを覗いていて。
「───…ストップ。
それ以上近寄るんちゃうぞ」
「えー!?つまんない!」
「……ケチ。」
「心配してあげてるのになぁ…」
そんな文句を蹴散らし、俺は落ち着きなく、少し下がってケータイを開いた。



