「どうした?」
「いえ、あの、なんだか私だけドキドキしてキール様に翻弄されてるみたいで、なんだか悔しいと言いますか……」
ヴィオラの返事に、キールは目を丸くする。それから、ふはっと嬉しそうに笑った。
「そんなことを思っていたのか?ヴィオラばっかりドキドキしてると言うけど、俺だっていつも可愛いヴィオラにドキドキしっぱなしだよ。なるべく気づかれないように装ってるだけだ」
「そう、なのですか?」
ヴィオラが意外そうな顔で首をかしげると、キールは頷いた。
「それに、そろそろこういうことにも慣れていってもらわないと。俺たちは夫婦なんだ、いずれキス以上のことだって……って、ヴィオラ?」
(キ、キス以上のこと……!そうよね、夫婦なんだし、そういうこともするのよね)
わかってはいるし、嫌なわけではない。むしろキールとそうなれるなら嬉しい。でも、ヴィオラにとっては初めてのことばかりだし、刺激が強すぎる。顔を真っ赤にしてプルプルと震えるヴィオラを見て、キールは心配そうに眉を下げる。
「ヴィオラ、俺はヴィオラが嫌がることは絶対にしない。ヴィオラのペースに合わせるし、もしもヴィオラがどうしても嫌なら……」
「い、嫌ではないんです!キール様とそういうことになれるのはとても、嬉しいので!」
「そ、そうか」
ヴィオラの勢いに、キールはほんの少し頬を赤くして嬉しそうに微笑む。その微笑みを見て、ヴィオラの胸は大きく高鳴った。
「あの、よくわからないことだらけですし、キール様のことが、その、好きすぎてドキドキが止まらなくなってしまうんです。でも、なるべく早くキール様とそうなれるように、頑張りたいと思っていますので……よ、よろしくお願いします」
ヴィオラが言い終わるかどうかのところで、キールはヴィオラを抱きしめた。
(へ?え?キール様?)
「ヴィオラ、あんまり可愛いことばかり言わないでくれ。歯止めが利かなくなりそうだ」
「えっ?」
「いや、いいんだ。俺の問題だから」
キールはヴィオラをぎゅうっと力強く抱きしめてから、体を離す。そして、ヴィオラの額に自分の額を軽く当てた。
(ち、近い!どうしよう、キール様のおでこが私のおでこに……!でも、暖かくてなんだか、嬉しい)
キールの肌の温もりを感じて、ヴィオラはそっと瞳を閉じる。
「ヴィオラ、俺は本当に君のことが大好きで仕方がない。だからこそ、大切にしたいんだ。君がそんな風に思ってくれて俺はとても嬉しい。ヴィオラ、何度でも言うよ、俺は君を絶対に幸せにする。一緒にずっと幸せに生きていこう」
「……はい!」
ヴィオラが嬉しそうに微笑んで返事をすると、キールも微笑んで額をゆっくりと離した。
「よし、ケーキを食べよう。こんな美味しいケーキ、残すのはもったいない」
「あの、冷蔵庫に入れて明日また食べてもいいのですよ?」
「いや、この量なら全部食べれるし、食べたい。それに、ヴィオラだってまだ食べたりないだろう?」
キールにフフッと笑いながらそう言われて、ヴィオラは照れたように頷いた。そうして、二人は、また仲良くケーキを美味しそうに頬張るのだった。
「いえ、あの、なんだか私だけドキドキしてキール様に翻弄されてるみたいで、なんだか悔しいと言いますか……」
ヴィオラの返事に、キールは目を丸くする。それから、ふはっと嬉しそうに笑った。
「そんなことを思っていたのか?ヴィオラばっかりドキドキしてると言うけど、俺だっていつも可愛いヴィオラにドキドキしっぱなしだよ。なるべく気づかれないように装ってるだけだ」
「そう、なのですか?」
ヴィオラが意外そうな顔で首をかしげると、キールは頷いた。
「それに、そろそろこういうことにも慣れていってもらわないと。俺たちは夫婦なんだ、いずれキス以上のことだって……って、ヴィオラ?」
(キ、キス以上のこと……!そうよね、夫婦なんだし、そういうこともするのよね)
わかってはいるし、嫌なわけではない。むしろキールとそうなれるなら嬉しい。でも、ヴィオラにとっては初めてのことばかりだし、刺激が強すぎる。顔を真っ赤にしてプルプルと震えるヴィオラを見て、キールは心配そうに眉を下げる。
「ヴィオラ、俺はヴィオラが嫌がることは絶対にしない。ヴィオラのペースに合わせるし、もしもヴィオラがどうしても嫌なら……」
「い、嫌ではないんです!キール様とそういうことになれるのはとても、嬉しいので!」
「そ、そうか」
ヴィオラの勢いに、キールはほんの少し頬を赤くして嬉しそうに微笑む。その微笑みを見て、ヴィオラの胸は大きく高鳴った。
「あの、よくわからないことだらけですし、キール様のことが、その、好きすぎてドキドキが止まらなくなってしまうんです。でも、なるべく早くキール様とそうなれるように、頑張りたいと思っていますので……よ、よろしくお願いします」
ヴィオラが言い終わるかどうかのところで、キールはヴィオラを抱きしめた。
(へ?え?キール様?)
「ヴィオラ、あんまり可愛いことばかり言わないでくれ。歯止めが利かなくなりそうだ」
「えっ?」
「いや、いいんだ。俺の問題だから」
キールはヴィオラをぎゅうっと力強く抱きしめてから、体を離す。そして、ヴィオラの額に自分の額を軽く当てた。
(ち、近い!どうしよう、キール様のおでこが私のおでこに……!でも、暖かくてなんだか、嬉しい)
キールの肌の温もりを感じて、ヴィオラはそっと瞳を閉じる。
「ヴィオラ、俺は本当に君のことが大好きで仕方がない。だからこそ、大切にしたいんだ。君がそんな風に思ってくれて俺はとても嬉しい。ヴィオラ、何度でも言うよ、俺は君を絶対に幸せにする。一緒にずっと幸せに生きていこう」
「……はい!」
ヴィオラが嬉しそうに微笑んで返事をすると、キールも微笑んで額をゆっくりと離した。
「よし、ケーキを食べよう。こんな美味しいケーキ、残すのはもったいない」
「あの、冷蔵庫に入れて明日また食べてもいいのですよ?」
「いや、この量なら全部食べれるし、食べたい。それに、ヴィオラだってまだ食べたりないだろう?」
キールにフフッと笑いながらそう言われて、ヴィオラは照れたように頷いた。そうして、二人は、また仲良くケーキを美味しそうに頬張るのだった。



