「っ、女の子の泣き顔ガン見するとかモテないよ!笑
それと着いた!!」


照れ隠しのようにそう言った萌花ちゃん





コンコンコンッ

「失礼します」



「はーい」


男の人にしては少し高い、優しい声がした



青白い僕の顔と、泣きじゃくった萌花ちゃんを交互に見て状況を察しきれないようで

焦ったような足音がパタパタと聞こえた



「ど、どうしたの?
とりあえずお兄さんはベッドに横になろっか。お姉さんはティッシュ使って」


改めて顔を見るとほんとにイケメン

この保健室の先生絶対モテるだろうな




「血圧と酸素測るね、症状言えるかな?」



「ちょっとしたら落ち着くんで大丈夫です」


「そっかそっか、1年生?」


「はい」