「ずっと、ずっと会いたかった、おれ、もう、ほんとに...居なくなったとき、しんじゃおうかとおもったくらい、でも、ずっと、しんじてて、っ」


俺って言ってるしやっぱり兄で間違いないみたい


「うんっ、」


覚えて、るんだ


微かに残ってる記憶が歌だけなのが申し訳なく感じる


でも、

家に飾ってあった小さいころ僕が描いた絵には、いくつも、いくつも家族の絵があった

人が多い家族だなって、不思議に思ってたけど


そういう事だったんだな



「杏、本物、?」


「本物だよ。」



「もう俺、無理かも」


そう最後に言って倒れた